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みんなで描こう コープこうべの未来
ー 2026.10.9 ー
6人の職員と岩山組合長が「ターゲット2030」※でめざすコープこうべの姿と、その未来を自由な発想で描き出します。
※創立100周年に組合員・役員・職員が描いたビジョン「コープのあるまち 協同のあるくらし」
2030年のありたい姿に向けて、今どんなことに力を入れていますか?
私は、今の店舗に異動して半年ですが、供給チームのリーダーとしてオリジナルのPOP を作り、売り場作りに生かしています。自ら率先して売り場に出て元気なあいさつを続けることで、店全体の活気が増し、組合員さんのほうから声を掛けてくれる雰囲気になってきたと感じています。そのなかで、売り場で困っている組合員さんが多いことに気付きました。
岡﨑さん作成POP
あいさつは本当に大切ですね。職員の皆さんには難しいことでなく基本的なことを大切にしてほしいです。足元をよく確認して業務上災害をなくし、運転時は乗車前1周確認で交通事故を防ぎ、あいさつで組合員はもちろん、職員間のコミュニケーションも良くしていってほしいですね。
私は買い物にお困りの方が多い川西エリアで、共済となかまづくりの担当をしています。週1回の宅配をおすすめしても難色を示す方に、移動店舗や夕食サポート「まいくる」があることをお伝えすると大変喜んでもらえたりします。先日組合員さんからコープの奨学金のことを聞かれ、あまり知識がなく調べてお答えするということがありました。他事業や活動系の取り組みなど、組合員が求めているコープのお役立ち情報を伝えていけるように、もっと知識を広げたいと思っています。
今進めている宅配の改革は、宅配事業から、お困りの組合員を支える「買い物支援事業」に変わっていこうというものです。組合員の組織であるコープだからこそできることです。コープこうべの奨学金「てとて」は、困っている人にもっと寄り添うために、引きこもりだったり、障がいのある学生にも対象を広げてきました。皆さんががんばってくれた剰余で、地域の若い人が元気になる。この制度について、まず職員が学び組合員に伝えていきましょう。
私は「あるべき姿で商品を届ける」こと、冷凍の温度管理などをすごく大事にしています。自分でも商品を買って食べてみて、おいしさを伝えられるようにしています。笑顔で接することで、最初は距離があった組合員さんともいろいろな話ができるようになりました。組合員さんが「忙しいやろからいいよ…」と言われたことも、調べて次の週にお伝えすると喜んでもらえます。
「あるべき姿で商品を届ける」というのは、留守宅とのコミュニケーションなんですよね。箱を開けたときにきれいに入っていてアイスも溶けていなければ、「黒田さんはしっかりした人なんだな」という信頼感が生まれます。今、個人宅配の7割が留守宅です。お米の袋が破れても許してもらえる時代もありましたが、今は顔が見えないなかで信頼関係をどう作っていくかが重要です。
私は先日、生協の父である賀川豊彦の軌跡をたどる研修に参加しました。生協は食べるのに困っている人に商品を届けるところからスタートしましたが、今は便利なネットスーパーなどがあるなかで、若い人たちにどうやって生協の価値や意味を伝えていけばいいのかを考えています。今コープこうべアプリに関わっているので、アプリで配信しているライブなどを通じて顔が見えない人ともコミュニケーションを取っていきたいです。
コープこうべアプリライブ配信
賀川豊彦の時代とは生協の役割も変わってきていて、今は買い物支援や、障がいのある方の支援などに力を入れています。若い人に伝えるためには、今利用いただいている親世代にコープこうべが進めている内容をしっかり伝えて、そこから次の世代に伝えてもらうことが大事です。
私は協同購入センターの共済担当ですが、営業や数字だけではなく、コミュニケーションを大切にしています。私自身も3歳と6歳の娘がいるので、育児の悩みを聞いたり、今から共済に入っていただくことが難しい高齢の方にはお困りごとを伺うなど、交流することを心掛けています。また、協同購入センターと店舗でもっと力を合わせて生協の魅力をお伝えしていく必要があると思います。
評価の仕組みについても、いくら供給を上げたかという数値評価だけでなく、どれだけ組合員のくらしの向上につながる行動ができたかという評価も大切にしていきたいと考えています。
私は大好きなコープ商品の良さを伝えることに取り組んでいます。先日フードプラン薩摩元気豚の産地研修に参加しました。まず職員への報告会で語り、次は組合員さんにお伝えしていく予定です。店舗の畜産担当として週末の売り場作りを担当するので、いろいろアレンジして商品の魅力を伝えていきたいです。
2030年の姿、更にその先の未来をどうしていきたいですか?
環境変化が激しいので、2030年の姿は情勢を見て動きながら描くものだと思っています。ただ「こうありたい」というイメージは持っておきたい。例えば、今は宅配トラックの拠点を「協同購入センター」と呼んでいるけれども、役割にふさわしい名称も考えていきたいと思っています。
店舗で大切なのは、他の小売りとの違いを明確にしていくこと。例えば買いもん行こカーで週に一度のお買い物を楽しみにされている方や、めーむひろばを利用する方、つどい場でおしゃべりされる方など、お買い物を軸としていろいろな人が多様な目的をもって来られるのがコープのお店です。エリアによっても異なるくらしを想像しながら、1店舗1店舗に意味を持たせ、笑顔あふれる場所にしていきたい。そのためにはまず、職員が笑顔でいること。笑顔であいさつすることで良い循環ができていくと思います。
買いもん行こカー
一人の高齢の方を想像して、未来のありたい姿を考えてみました。2030年にはコープとの接点が増えることで「つながり」「健康」「環境」「あんしん」が増えて、より元気でいきいきとしたくらしにつながればいいなと。
更に2050年にはお買い物の先にあるつながりづくりを進めて、いつまでも組合員に寄り添っていけるコープでありたいと思っています。
つながりと言えば、先日子どもと一緒に参加した子育て応援イベント「コープこどもフェスタ」は、たくさんの組合員でにぎわっていて素晴らしかったです。コープこうべだからできることだと思うので、もっと広めていけたらと思います。
組合員だけでなく職員自身も「コープこうべがあって良かった」と思えるような、自分の仕事に自信を持って働けるような組織にしていければうれしいです。
コープこどもフェスタ
コープから転職した同期や後輩が「コープには何でもあった」と言っていました。自分のやりたいことを実現するためのチャレンジの場があれば、職員は120%の力を出せるかもしれませんし、更に組織としての勢いが生まれると思います。
私は、必要としている人に必要なものを、必要な量だけちゃんとお届けできる未来になればいいなと思っています。また、難しいとは思うのですが、将来的には組合員さんにとってより優しい価格でお届けできたらいいなと。
組合員さんと一緒に商品開発をする「コープ商品わいわい会議」に参加したことがあるんです。そこには子育て世代の組合員もおられ、未来に向けてワクワクすることを増やすには、やっぱり組合員さんのことをもっとよく知らないといけないと感じました。組合員さんの目にはコープがどう映っているのか、アンケートやデータも活用してもっと知っていきたいです。
今、小売各社は名物商品を増やそうとしています。我々は新しいものをつくるだけでなくて、35周年を迎えたフードプランや40周年を超えたコープ共済など、良い商品を既にたくさん持っています。組合員の声を元に磨き直して、改めてコープの良い商品にスポットライトを当てていきたいですね。
岩山さんから皆さんへ
組合員・職員一人ひとりの力を合わせることで、組織として剰余が生まれ、つどい場や買いもん行こカーが増えるなど地域に貢献できています。社会情勢が厳しいなかでも、私たちが進もうとしている道は間違っていないと実感しています。そして宅配は買い物支援事業に、店は組合員のつどいの場であり、職員の働く場、大切な財産ですから1店舗でも多く残していきたい。しんどいときもお互いに声を掛け合いながら、「やさしさ」をもって一歩ずつ前進し、共に「コープのあるまち 協同のあるくらし」を実現してまいりましょう。