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  • 「低利用魚」を活用した商品づくり 兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ

2025.8.21

「低利用魚」を活用した商品づくり
兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ

規格外原材料の有効利用、地域の活性化、工場の稼働促進など、地域の課題を迅速に解決するために、
コープこうべと生産者、取引先が協同で開発をすすめる商品です。

地元の漁業者・企業・団体が強力タッグ!

低利用魚とは?

旬ではないため脂乗りが悪い、食用として知られていない、見た目が良くない、出荷するほど数がそろわないなどの理由で、低価格で取引されたり、市場に流通されることが少ない魚のこと。水揚げ量の30~40%が低利用魚だと言われています。

商品開発ストーリー

  • 1.神戸でよく獲れるようになったクロダイ(チヌ)

    神戸市近海を中心に漁をしている須磨漁港の漁業者が困っているのが、春頃に神戸で多く獲れるようになったクロダイです。

    秋冬に獲れるクロダイは、越冬に備えて脂が乗っていて、うまみがあるおいしい魚です。
    一方で、春に獲れるクロダイは、脂乗りが悪く食用として知られていないので取引価格が安く、せっかく獲ってもなかなか利用できません。
    また、養殖している海苔を食べてしまうなどの被害もあり、状況の改善が必要です。

    2024年、神戸市漁協から、春のクロダイの悩みを聞いた地元メーカーのカネテツデリカフーズ(株)は、このクロダイを活用した商品開発について検討し、以前ほうれん草の外葉を有効利用した商品開発を行ったコープこうべに相談。当生協もこの趣旨に賛同し、商品化に向けて関係者が集まり顔を合わせました。そこから、春のクロダイを使った商品開発がスタートしました。

  • 2.クロダイを食べる文化を盛り上げたい

    神戸で水揚げされたクロダイを神戸市漁協が冷凍処理し、これを(株)協同食品センター(兵庫県⻄宮市)がすり身にします。次にカネテツデリカフーズ(株)が淡路島産玉ねぎ、ごぼう・にんじんを加えて練り製品に加工。
    地元の企業や団体が商品化に向けて力を合わせます。

    この低利用魚を商品化することで、「クロダイを食べる文化を盛り上げたい。」
    「漁業者にも、組合員にも喜んでもらえる商品を作りたい」と、コープ商品わいわい会議(※)や職員にも試食をしてもらい、さまざまなアイデアが出ました。具材の大きさを調整するなどして、玉ねぎの自然な甘みとシャキシャキ感、ごぼうの香りとにんじんの彩りがアクセントになったちぎり揚げが完成。
    「大きさもちょうどよく、食べやすい」「野菜の風味も感じられておいしい」など、好評価を受け、「兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ」がデビューとなりました。


    (※コープ商品わいわい会議 商品の開発や改善について組合員の声を聞く会議です。どんな商品を作るか、味やパッケージについて意見をもらいます。)

    コープ商品わいわい会議

    めーむ学習会(職員向けの学習会)

商品紹介

2食入り

兵庫県産クロダイ使用ちぎり揚げ

1パック80g

  • 8月4回デビュー(宅配)
  • 9月5日(金)~7日(日)
    (店舗 ※数量限定)

(左から)【カネテツデリカフーズ(株)】谷川さん、【神戸市漁協】河原さん、
【漁業者】幸内さん、【コープこうべ】宅配運営部 宅配商品 難波

漁業者の皆さん
神戸で多く獲れるようになった春のクロダイ(チヌ)を活用してほしい。神戸の漁港にも注目してもらえるとうれしいです。



(左から)【コープこうべ】宅配運営部 宅配商品 難波、【カネテツデリカフーズ(株)】谷川さん、
【コープこうべ】 商品政策推進室 商品政策 吉田

カネテツデリカフーズ(株) 谷川さん
これからも「エシカル」の視点で商品開発を進めていきたいです。

コープこうべ 難波・吉田
“低利用魚”をより多くの人に知ってもらい、漁業者の皆さんを応援できたらうれしいです。

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