能登半島地震・豪雨の被災地の支援に<br>継続して取り組んでいます

能登半島地震・豪雨の被災地の支援に
継続して取り組んでいます

ー 2025.5.24 ー

2025年4月、コープいしかわは能登半島地震の被災地で、炊き出しやサロン活動を通じて地域のつながりを深めるために「コープいしかわ キッチンカー」を導入されました。このキッチンカーは、コープこうべの組合員から寄せられた募金の一部を活用して作られたものです。キッチンカーには、コープいしかわのキャラクター「コポ丸」とコープこうべのキャラクター「コーピー」が描かれています。
生協は困った方に手を差し伸べる助け合いの組織です。「能登の皆さんが笑顔を取り戻せるように」という、コープこうべ組合員の思いも乗せて、被災地に元気を届けています。

震災直後に店頭で募金を呼びかけるコープこうべ組合員

4月14日、キッチンカーのお披露目会が、コープいしかわの本部(石川県白山市)で行われました。当日は、コープいしかわの大谷学理事長らが出席され、コープこうべからは岩山利久組合長理事らが参加しました。
大谷理事長は「コープこうべをはじめ全国の生協の組合員・職員から能登への応援を肌身で感じている。コープこうべ組合員の思いが詰まったキッチンカーをフル活用して能登の皆さんの笑顔につながり、その笑顔が全国に広がることを約束したい」と力を込められました。岩山組合長は「阪神・淡路大震災では、全国の生協の仲間から多くの支援をもらい、とても励みになった。そのためお返ししたいという気持ちが人一倍ある。このキッチンカーで能登の皆さんが笑顔になることが、コープこうべの組合員の笑顔につながる」と述べました。

お披露目会

コープいしかわ大谷理事長(左)/コープこうべ岩山組合長(右)

コープいしかわは、4月にキッチンカーを導入して以降、穴水町の仮設住宅で炊き出しなどの活動を行ってきました。5月24日には、ボランティアバスを運行し、石川県能登町柳田仮設住宅で炊き出しとサロン活動をコープいしかわが企画。こちらの支援活動には、コープこうべの組合員理事、職員8人を含む29人が参加し、初めて両生協合同で支援活動を行いました。
金沢市内から能登町までの約2時間半の道中では、ブルーシートで覆われた住宅や傾いた電柱、また多くの仮設住宅などがバスの車内から見られ、復興への道のりの長さが感じられました。

地震や豪雨の爪あと

活動場所に到着後は小雨が降る中、自宅を離れこちらの仮設住宅にお住まいの方々に、温かな食事と皆さんが交流する場を提供するための準備を開始。炊き出し(ふるまい)は、神戸コロッケ入り弁当、あさりの潮汁、スイーツなど80食を提供しました。お弁当はご飯を炊き、コロッケを揚げて盛り付けていく手作り弁当。キッチンカーでは、アイスクリームにフルーツを盛り付けたミニパフェづくり。交流サロンでは、石川と神戸の銘菓を囲んでお茶、コーヒーを飲みながら、手芸・ぬりえ・折り紙などを楽しみました。避難生活を送る方々の気持ちが少しでも和らげば、という思いでお話ししました。

炊き出し(ふるまい)

折り紙、手芸やお茶で一息

「生協さん、こんな場を作ってくれてうれしい」「遠くからありがとう」といった声に私たちも元気をいただきました。これからも全国の生協の仲間と共に、能登の皆さんに笑顔が戻るよう被災地支援活動に取り組んでまいります。

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