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  • 地元野菜のおいしさを知ってほしい はりま御津だいこん(規格外)を活用した 大根ソースのハンバーグ

2025.01.22

地元野菜のおいしさを知ってほしい
はりま御津だいこん(規格外)を活用した
大根ソースのハンバーグ

規格外原材料の有効利用、地域の活性化、工場の稼働促進など、地域の課題を迅速に解決するために、
コープこうべと生産者、取引先が協同で開発をすすめる商品です。

生産者・JA兵庫西×ささ営農×エム・シーシー食品×コープこうべのコラボで開発
「MCC 兵庫県産大根使用 和風おろしソースハンバーグ」
2025年1月4回の宅配『めーむ』で供給を開始します。

商品開発ストーリー

  • 1.はりま御津だいこんのおいしさをもっと知ってもらいたい

    たつの市御津町成山新田は、兵庫県最大の大根の産地です。干拓地特有の水はけの良い砂地の土壌を生かして栽培された大根は、きめ細かく肉質がやわらかいのが特長です。
    しかし、近年は生産者の高齢化や後継者不足、収穫作業が重労働であることなどから生産量が減少しています。また、収穫した冬大根のうち約25%がくぼみや割れなどのため規格外となってしまいます。味はおいしく品質にも問題がないので、漬物や刺身のつまなどの加工品として流通していますが、取引価格が安く生産者にはあまり還元されません。

    成山新田は大正時代から開発が始まった干拓地で、国の野菜指定産地(大根・人参)です

    はりま御津だいこん(規格内の正品)

    規格外の大根

  • 2.規格外大根をアップサイクルする商品開発が始動

    2023年6月、JA兵庫西の竹田さんから産地の課題についての話を聞き、この課題の解決に協力できないかと「コープ商品わいわい会議」(※)で組合員がアイデアを出し合いました。
    地元の企業であるエム・シーシー食品株式会社に相談したところ「規格外の大根を生産者にも、組合員にも喜んでもらえる商品で有効活用したい」という思いに共感いただき商品開発が始まりました。
    そして、わいわい会議の意見にヒントを得て「大根おろしソースのハンバーグ」の商品化を進めることになりました。


    (※わいわい会議 商品の開発や改善について組合員の声を聞く会議です。どんな商品を作るか、味やパッケージについて意見をもらいます。)

    コープ商品 わいわい会議

  • 3.アイデアを出し合って商品が完成しました

    2024年3月と9月のわいわい会議での試食では「かくし味のゆず胡椒が辛すぎる」「もっと大根を感じられる方が良い」 などの意見が出ました。その声を受け、さらに改良を重ねて商品が完成しました。
    ゆず胡椒の配合量や大根おろしの粗さを調整して、からいものが苦手な方やお子さまも食べやすく、より大根の食感が楽しめるようになりました。

    大根おろしに加工するのは、産地と同じたつの市内にある株式会社ささ営農です。大根を新鮮なまま丁寧に加工します。

商品紹介

2食入り

MCC 兵庫県産大根使用
和風おろしソースハンバーグ

380g(2食入り)
冷凍


なんといっても、ソースの半分に大根を使用しているので、大根の甘味・舌ざわりをたっぷり楽しめます。かつおだしを生かし、かくし味のゆず胡椒がほどよくきいてご飯によく合います。
さらに、ハンバーグにはうま味のあるジューシーさが特長の同県のブランド鶏「播州百日どり」を使用。地元兵庫の企業と団体が力をあわせて作った地産地消のハンバーグです。

成山新田 生産者の皆さんとJA兵庫西の職員さん(前列右)

生産者の皆さん
消費者の皆さんにおいしいものを届けたいと日々農業に励んでいます。今回の取り組みが、はりま御津の野菜のおいしさを知ってもらう機会になったらうれしいです。ぜひ生の大根も食べてください



左から【エム・シーシー食品】岩本 浩平さん、【エム・シーシー食品】 森 美稀さん、
【コープこうべ 宅配運営部 宅配商品】河村 紗映子、【コープこうべ 商品政策推進室】吉田 智子

エム・シーシー食品 岩本 浩平さん 森 美稀さん
素材のおいしさを生かすため、なるべくシンプルな原材料にこだわった自信作です。特に大根の甘みを引き立たせるソースづくりには、苦労しました。大根おろしの粗さや、味付けを調整して何度も試作を重ねました

コープこうべ 河村 紗映子 吉田 智子
はりま御津だいこんのおいしさがたっぷり味わえる和風ハンバーグです。うまみもたっぷりでご飯が進みますよ

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