- とりくみ
- 大切に育てた鶏をしっかりいただく いろいろ使える「とりまるちゃん」
2023.3.17
大切に育てた鶏を
しっかりいただく
いろいろ使える
「とりまるちゃん」
規格外原材料の有効利用、地域の活性化、工場の稼働促進など、地域の課題を迅速に解決するために、
コープこうべと生産者、取引先が協同で開発をすすめる商品です。
「とりまるちゃん」は、フードプランとり肉の生産者とコープこうべの組合員、
職員が一緒に開発した新しい商品です。
「フードプラン」は、コープこうべのプライベートブランド。
「おいしい」だけではなく、食べる人にも、作る人にもやさしく、
そして環境にも配慮して生産する食品です。
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1. 秋川牧園の緒方宏次さんは、鶏がらに残った食べられる部分を活用できないかと考えていました
2021年夏ごろのこと、フードプランのとり肉を生産している株式会社秋川牧園の緒方宏次さんから、鶏がらに残った食べられる部分を活用できないかという相談がありました。
「フードプランでは鶏1羽をまるごと買い取ってもらいますが、もも肉やむね肉などに加工した後に残るのが鶏がらです。『がら』と言っても、機械で取り除けない食べられる部分が65%程度残っています。 特に長期飼育(60日)する鶏は残る肉の量も多いです」と緒方さんは話します。 -
2. 秋川牧園とコープこうべは鶏がらの食べられる部分を活用した商品づくりに取り組みました
エサや飼育環境にこだわって育てた鶏を、まるごと味わってほしい。秋川牧園と、コープこうべは、鶏がらの食べられる部分を活用した商品づくりに取り組みました。
まずは「コープ商品 わいわい会議」で組合員に相談。
鶏がらをどう加工するか、ベビーフードや介護食、パテ、つくね、せんべい、チップスなどの案がでました。この中から「ミートボール」か「つくね」の冷凍食品にしようと試作にとりかかりました。
次のわいわい会議では、ミートボール型とつくね型の試作品を食べて意見を出し合いました。
そして、「和・洋・中の素材になる」「煮ても、炒めても、つぶしても使える」など、さまざまな料理にアレンジできる「鶏つくね」を開発することが決まりました。素材として使いやすいよう薄味に、雑味を消すためのショウガは子どもでもおいしく食べられる配合量になど、試作しては味や食感を確認しながら仕様を決めていきました。
更に商品名、パッケージのデザイン、キャッチフレーズまで計6回にわたってわいわい会議で検討を重ねました。 -
3. こうして完成したのが、「とりまるちゃん」。「大切に育てた鶏を、無駄なくおいしく食べてもらいたい」という生産者と組合員の思いが一つになった商品です
緒方さんからのメッセージです。
「フードプランのとり肉は、私たちの自慢の商品です。ぜひ、素材のおいしさを味わっていただきたいです。軟らかくてうま味の濃い鶏がらの食べられる部分をむね肉と合わせて食感を良くしています。鶏がらのミンチは水分量が多いのと原材料を可能な限りシンプルにしたことで、成型が難しく形が整っていないものもありますがご理解をいただければ幸いです。とりまるちゃんを通して、多くの方にフードプランのとり肉のことを知っていただきたいですし、みなさまの食のシーンに笑顔が増えることを願っています。」
宅配専用商品
いろいろ使える「とりまるちゃん」
- 3月3回のめーむ(3月21日(火)~3月24日(土)に配布)でデビュー!
- 冷凍食品なので、ストックができ必要な量だけ使えます!
195g(約20個) 298 円(税込み 321.84円)
素材のうま味を生かしたシンプルな味付けなので、いろいろな料理に使えます!
鍋・おみそ汁・煮物・シチュー・酢鶏などの具材として、ほぐしてチャーハンにもおすすめです。