新しい買い物支援のカタチが
生まれました

ー 2022.7.20 ー

毎週決まった曜日の決まった時間に商品をお届けするコープこうべの「週一宅配」。この週一宅配の仕組みを使って地域の困りごとを解決する!新しい宅配の取り組みがスタートしました。
場所は、兵庫県神崎郡神河町。きっかけは、コープこうべの協同購入センター姫路が神河町神崎支庁舎で開催した「地域ねっとわーく連絡会(現:地域つながるミーティング)」でした。地域のいろいろな立場の人たちが参加して、まちづくりや地域の抱える課題について話し合う場です。

連絡会に参加した神河町社会福祉協議会の難波義博さんは、一人暮らしの高齢者の見守りや買い物困難者の支援という課題について話しました。
また、多機能型支援事業所「ひと花」の所長でもある難波さんは、障がいのある人たちの社会参加や職業訓練の機会を増やしたいという思いを持っていました。

コープこうべの宅配業務を、「ひと花」のみなさんに担ってもらうことはできないか。
社会福祉協議会、多機能型支援事業所「ひと花」、コープこうべでの話し合いが始まりました。それから1年、検討を重ねて新しい仕組みを実現させました!

組合員と「ひと花」のみなさんは、毎週の配達を通して声をかけ合ったり、話が弾んだり。一人暮らしの高齢者の見守りと買い物支援ができるようになり、「ひと花」のみなさんの就労支援がかないました!!そして何より、地域のつながりが広がりました!!

それぞれができることを持ち寄って、協働の力で地域の人たちの笑顔や元気につなげたい。そんな思いが一つのカタチになりました。
いよいよ新しい週一宅配をスタートする日、協同購入センター姫路の篠原資子は、「買い物支援はこの地域だけではありません。この取り組みがモデルケースとして広がっていくとうれしいです」と話しました。

多機能型事業所 ひと花

神河町社会福祉協議会が運営する生活介護と就労継続支援事業B型の多機能型事業所

地域つながるミーティング

協働をテーマに、同じ地域で活動する団体や個人、コープこうべなど、さまざまな立場の人たちが交流し、地域の課題を話し合う場。2022年4月に「地域ねっとわーく連絡会」から改称

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