2022.02.03

2年ぶりのコープこうべ第九コンサート!
「やさしさ つむいで」でフィナーレを飾りました

2021年12月26日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで、「第29回コープこうべ第九コンサート」を開催しました。

「コープこうべ第九コンサート」は1993年に始まり、年末を彩るイベントとして毎年開催してきました。ところが、28回目となる2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で中止せざるを得ませんでした。

第27回(2019年開催)の練習風景。
「密」という概念はありませんでした

それから1年、コロナ禍で先の見通しが立たない状況のなか、コープこうべ第九合唱団の有志からなる運営委員会で話し合いをすすめました。
どうすれば合唱ができるのか。「感染しない、感染させない」を合言葉に、多くの課題を乗り越えていきました。

オンラインでの運営会議

会場の感染対策は、実際に動いてみて人流や物の配置を考えました

8月末には、合唱の練習がスタート。会場練習コースのほか、初心者や会場練習を避けたい人のために、SNSのライブ配信を使った自宅練習コースを設けました。
緊急事態宣言が発令中だったため、9月末まではオンラインでの開催となりました。

初めてのライブ配信。熱血指導を自宅でも受講

10月からはパート別の練習と合同練習が始まりました。広い会場に集まって久しぶりに人と声を合わせて歌う楽しさは格別でした。

しっかりと対策をして練習会場へ

マスクをしたまま十分な距離をとって

ホールの客席いっぱいに広がって合同練習

そうして、迎えた本番。2年分の思いを込めた演奏が、大きな会場いっぱいに響きわたりました。
今回は特別にアンコール曲として、コープこうべ100周年記念ソング「やさしさ つむいで」を演奏。共演の神戸市民交響楽団の長永憲和さんが編曲されたオーケストラバージョンです。美しいオーケストラの音色と、人と人とのつながりを歌う合唱で会場がやさしさに満たされました。

一人の感染者も出さずに、無事にコンサートを開催できました。
指揮者の井村誠貴さんの目にも涙が

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