2021.10.08

「健康づくりオンラインセミナー」
ご視聴ありがとうございました♪

9月19日、朝原宜治さんをお招きし、「『つながり』が生みだすチカラ」をテーマに健康づくりオンラインセミナーを開催しました。
ナビゲーターは、京都大学大学院医学研究科教授の近藤尚己(なおき)さんと、フリーアナウンサーの八木早希さんです。

近藤さんは社会疫学を研究されており、健康や長寿には「つながり」が大きく影響していると言います。「人はつながりの中で生きる社会的な動物」だということが関係しているそうです。
そこで、3人のゲストのみなさんには「つながり」をテーマに、ご自身の活動についてお話をしていただきました。

1人目は、北京オリンピック4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが登壇しました。朝原さんは現在、大阪ガスが運営する運動・陸上クラブ「NOBY T&F CULB」を主宰しています。
1932年のロサンゼルスオリンピックの初入賞から始まった日本の男子リレーの歴史や想い、次の世代に「夢」をつなぐ大切さについて、リレー選手ならではの貴重なお話を聞くことができました。また、朝原さんが現在すすめている「誰もが気軽にスポーツを楽しめる社会づくり」の活動について話してくれました。

簡単にできる筋力アップの体操を教えてもらったよ (^-^)

GPSランナーの志水直樹(なおき)さんは、「競わない」で誰もが参加できるランニングイベントを開催しています。スマーフォンのランニングアプリを使って、走った軌道で絵や文字を描く「GPSラン」という新しいスポーツです。
志水さんは、7月にコープこうべのイベントでゴミを拾いながら歩くGPSプロギングを実施。約250人が参加し、町をきれいにしながら絵や文字を完成させました。タイムや順位を競うのではなく、出来上がった作品を見て楽しむことで「つながり」が生まれる活動を紹介しました。

シンガーソングライターの早瀬直久(なおき)さんは、コープこうべ創立100周年の記念ソング「やさしさ つむいで」のポップバージョンの制作を担当しました。
早瀬さんは、音楽仲間との活動のなかで、イベントを企画したり、さまざまな世代の人たちと交流したりするなかで、日常にある「つながり」を見つけられると話します。

早瀬さんと一緒に
「やさしさ つむいで」を歌ったよ(*^^*)

歌詞には
「笑顔をつないで ワクワクで」
「100年先も君と 
ずっとずっと一緒」
というフレーズが印象に残りました。(八木さん)

コープこうべ100周年プロジェクトの佐藤寿見子が100周年記念ソングへの想いを伝えました。「やさしさ つむいで」は、コープこうべのビジョン「2030年のありたいまちやくらし」を歌にしたものです。多くの組合員から寄せられた未来へのメッセージをもとに、神戸市立小学校の音楽教諭を務めていた臼井真さん(現・神戸親和女子大学准教授)が作詞作曲してくれました。
この曲に込められた想いを大切に、組合員さんとともに2030年のありたい姿をめざしていきます。未来の子どもたちにもこの曲を歌って欲しい!と思います。

多様な人たちが、さまざまな活動に取り組んでおられて、みなさんいい表情をされています。「つながり」を通して活動が広がっているということが健康につながる。そんな地域を“こうべ”から作っていけるといいですね。(近藤さん)

ページの先頭へ