コープのあるまちで vol.1/撮影場所:コープミニ青谷付近

坂道の向こうに海が見える
何気ない神戸の風景が魅力です

松下 麻理さん

神戸フィルムオフィス代表、神戸市広報アドバイザー。ホテルの広報職、神戸市が公募した広報専門官を経て現職に就任。

「神戸フィルムオフィス」は、映画・ドラマなどのロケーション誘致や撮影のお手伝いを通して地域をPRしています。阪神・淡路大震災から5年後、「みんなの心を明るくしたい!」と発足し、昨年20周年を迎えました。
神戸で撮影が多い理由の一つは、風景の多彩さにあります。神戸特有の観光地だけでなく、海あり山あり、下町や温泉街もあって、さまざまな場面が撮影できます。高低差のある地形が画面に奥行きを生むそうで、住宅地の中にある坂道の先に海が見える景色は数多くの作品に登場しています。

二つ目は人。撮影クルーの方によると、「神戸の人たちは構いすぎず、放りっぱなしでもなく、ちょうどいい距離感で、撮影しやすい」と言われます。
阪神・淡路大震災の避難所を再現したときには、被災経験をされた方が美術ボランティアとして参加してくださったことがありました。リアリティーのあるセットで震災について学ぶため、近くの中学校から全校生徒が見学に来てくれたんですよ。『女子的生活』というドラマでは、コープこうべさんの店舗もコンビニ店内として登場しました。1人でも多くの方に、撮影現場を体感し、作品づくりに関わっていただきたいと思っています。地元の方が作品を通して魅力を再発見していただけるとうれしいですね。

コープミニ石井で
ドラマ『女子的生活』の撮影風景

私たちは、撮影に協力してくださる方をエキストラではなくサポーターさんと呼び、チームとして撮影現場を盛り上げています。コープさんが組合員さんと共に、お店をつくる姿勢と似ていませんか。コロナ禍でくらしに対する考え方が変わり、コープさんへの期待もさらに増していると思います。一緒に神戸を元気にしていきたいですね!

神戸フィルムサポーター募集中!

詳しくは「神戸フィルムサポーター」の公式ホームページでご覧ください。

https://www.kobefilm.jp/

取材を終えて

神戸の魅力を知り尽くした、神戸愛あふれる方でした。広報専門官時代のエピソードやロケ誘致で見つけたステキな風景など、紹介しきれず残念!

(組合員ライター 行本美栄子)

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